シンボルツリー「カタルパの木」

シンボルツリー
『カタルパ』の木

 

校庭の一輪車倉庫前に静かにたたずむカタルパの木。
上殿小学校の子供たちをやさしくずっと見守り続けているカタルパの木紹介します。

幹周:322cm

樹齢:90年   

由来

新島嬢が米国から種子を取り寄せ、同志社大の前身・同志社英学校を中退し、熊本で大江義塾を開いた徳富蘇峰におくったカタルパの種子の2世であることが、平成26年3月判明した。
調べたのは、樹木医今村順次さん(熊本市)熊本市立菱形小学校から木の大きさやルーツの解明の相談を受け、県内外のカタルパを調査した。その結果、福岡県久留米市、長崎県諫早市、広島県安芸太田町の上殿小学校等の小学校にある木も同じ初代の種子から育ったことが分かった。(カタルパのDNA鑑定木8箇所)「新島と蘇峰の絆と、教育への情熱を知る人々が、各地に植え、大切に受け継がれたのではないか」と今村さんが語る。

 

参考文献:日本樹木医会機関雑誌・熊本日日新聞等