校歌のなぞをさぐる(3年生総合的な学習の時間より)
3月16日(水)全校朝会で、3年生の発表がありました。
今年1年間総合的な学習の時間に取り組んできた「加計小校歌のなぞとき」についてです。
これまで当たり前のように歌ってきた校歌ですが、意外とその歌詞は難しく・・・。
どんな意味が込められているのかすら考えたことがなかった―というところから3年生の探究がスタートしました。
まずは、使われている言葉の意味
そして、出てくる山や川、この地域の場所の名前
最後には、この校歌に込められている「願う姿」
それらを3年生なりに、情報をあつめ検討していった様子がよくわかりました。
調べればまた次の「知りたい」が出てきます。
5年前に統合した3校の校歌について調べていったそうです。
こういうことはインターネットでは求める情報は見つかりません。だからこそ、家族や地域の方に質問したそうです。
そして、たどり着いた加計小校歌の特徴・・・。
「他の学校は校歌が3番まで3あるのに、加計小は2番までしかない!」
最後はそのなぞときに挑んだそうです。
家族や地域の人の話から、昭和20年~33年の間でもともとあった2番が歌われなくなったことがわかりました。
その理由についても、取材から考えたそうです。
詳しく書くと長くなるのでこちらではここまで。
「18日の卒業式の時には、今日の私たちの発表を思い出してもらい、校歌の意味を思いながら心を込めて歌いましょう」と締めくくられました。
「気づいて考えてやってみる!」
当たり前のことから「?」に気づき、どうやったら解決できるかいろいろ試してみて、得られたことから考えをめぐらす。
そして、また次の「知りたい」につながっていくのですね。
「学ぶ」とはそういうことの地道な繰り返しなのだなと思います。
今日の様子(動画)は、保護者の皆様には限定ページでご覧になれます。
3年生の力作をぜひご覧ください。
(校長)