こうちょう先生チャレンジ!【2年生算数問題】
前回の記事に引き続き、2年生登場です。(他の学年も必ず紹介しますのでしばらくお待ちください!)
先日、校長室に2年生の代表3名が訪ねて来てくれました。
手に持っているのは、全員分の算数のノートです。
なぜ???
実は、1週間ほど前に、2年生が「長さ」の勉強を始めるという情報をゲットしました。
そこで、2年生教室に「校長先生のちょうせんじょう」を持っていきました。それがこれです。
さて、一番長いのはどれでしょう。わかりますか?
2年生はこれを見て、すぐに答えを言いました。全員「正解は『う』です!」
ふっふっふっふっふっ・・・。それが違うんですね。
まんまと騙されましたね。
さあ、どうする2年生!
ということで、長さの学習が始まりました。
長さの単位(㎝、㎜)、ものさしを使った測定、長さの計算など、2年生は一生懸命学習したようです。
そして、その成果をノートに書いて、私のところに持ってきてくれたわけです。
それがこれ!
はい!大正解!!!!
一番長いのは「あ」でした。実は「い」と「う」は同じ長さでした。
どこかで見かけたことがあるかもしれませんが、両端の矢印の形が違うことで、目の錯覚によって、違う長さにみえてしまうのですね。
パッと見ただけでは、長さはわかりません。ものさしを正しく使うことで、誰でも共通の基準でものの長さを表現することができるということを学習したようです。ちゃんとした証拠をゲットすることができました!
代表の3人に「どうして、答えがわかったの?」と尋ねると
「それは勉強したからです!」「つまり、『学んだ』といいます!」
と、思いがけない回答が返ってきました。なかなかやりますねぇ。
がんばった2年生学級には認定証を進呈しました!
・・・・それから2日後、再び2年生が私のところにやってきました。
なんと、逆挑戦状だそうです。それもかなり根気のいる難問でした!
丁寧にチャレンジさせていただき、返事をかえしました。
さてさて、次は何年生にどんな挑戦状を出そうかな―あれこれ考えるのが楽しみな校長です。