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2021年3月の記事一覧

追悼 東日本大震災

3月11日 午後2時46分 全校で東日本大震災で犠牲になられた方、被害を受けられた方々に哀悼の意を表し、1分間の黙とうをしました。

これに先立ち、各学級では担任の先生から10年前のことの話を聞きました。

小学校には、この災害のときに生まれていたのは高学年の子どもたちだけになりました。

それも、生まれたばかりですから、当然そのときの記憶はないでしょう。

こうして学校で考え続けることはとても意味のあることだと思います。

一斉下校のとき、私からも少し話をしました。

「10年前の今日は、『当たり前』が『当たり前』でなくなってしまった日なのです。

突然、帰る家がなくなってしまう、夜になっても家族が戻ってこない。学校も友達もバラバラになってしまう。

そんなことを私たちは普段考えて過ごしていません。

でも、突然、その時はやってきた。

明日もあさっても、いつも通りの毎日が来るとは限らないということです。

だからこそ、「当たり前」のことに感謝して、今を大切に生きなければならないと思います。

今日はテレビなどでもいろいろな報道がされることと思います。

皆さんも今日はそれを見て、今日学級で考えたことを自分でもう一度考えてみてください。」

(校長)

オンラインで見学!

3月9日

2年生が多目的室に集まって、何やら真剣にテレビ画面を見ています・・・。

どうやら2学期にお世話になった小松菜づくりの先生とオンラインでつながっていたようです。

以前紹介しましたが、2年生は学校の敷地内で小松菜栽培を行いました。

毎週のように「つつみ農園」の畑の先生に来ていただき、たくさんのことを学びました。

本当なら、実際に農園を訪問し、つつみ農園の皆さんがどんな環境で、どんな工夫・苦労をされながら栽培されているのかを見学に行きたかったのです。

しかし、学校からバスで30分近くかかるところにあり、コロナ禍という状況もあってそれがかないません。

そこで思いついたのが「オンライン見学」だったわけです。

画面の向こうに見える農園の様子を見て

「わぁ!(畑が)ながぁい!!」と歓声を上げています。

早速、画面の向こうの先生にいろいろな質問。

知りたいことがたくさんあって、時間いっぱい質問しました。

最後には、感謝の気持ちを込めて・・・

2年生お得意のキレッキレのダンスを披露しました!

「こまつなダンス」、振り付けは担任と子どもたちの共同作だそうです。

つつみ農園の皆さんも喜んでくださり、大満足の時間となりました。

体験することは学びを深める近道だと思います。

でも、それができないときにそれに近いことをどうしたら実現できるかを考えることも私たちはこの1年で学びました。

(校長)

6年生を送る会

3月5日(金)「6年生を送る会」が開かれました。

在校生は、お世話になった憧れの6年生に、精一杯の「ありがとう」を贈りたい!と準備してきました。

特に5年生とっては、自分たちで企画・運営する初めての大きな会です。プログラムや会場の飾りつけ、会場準備、進行など、初めてのドキドキがいっぱいだったと思います。

6年生にとっては、自分たちは当たり前にやってきた最高学年としての1年を振り返る場。自分たちが加計小のみんなを支えていたのだなとしんみり感じる場となったでしょうか。

保護者の皆様にも参観OKとさせていただきましたので、たくさん駆けつけていただき、6年生の卒業を一緒に祝っていただきました。

このテーマは3年生作

体育館に向かう前の壁には1年生からのありがとうの花!

天井には大きなくす玉が!(5年生作)

2年生は花のアーチを制作

1年生のエスコートで6年生入場です。

会の初めでの校長あいさつはこちら⇒令和2年度6年生を送る会校長あいさつ.pdf

 

1年生は6年生に教えてもらったことを寸劇と歌で。

 

2年生はお得意のキレッキレのダンスで。

 

3年生はけん玉勝負の挑戦状を6年生につきつけて・・・。

 

4年生は「レッツゴーいいことあるさ!」の歌と演奏でエールを送って。

また4年生は全校を代表して、6年生へのプレゼントも用意してくれました。

 

5年生は6年生一人一人に思い出と感謝のメッセージで

「ありがとう」と「がんばって」の気持ちを贈りました。

笑いあり、涙あり・・・。

大きな体育館に温かい気持ちがいっぱいに溢れているように思いました。

 

6年生は自分たちに関わってくれたたくさんの方への感謝の言葉と「いのちの歌」の美しいハーモニーを会場のみんなにプレゼントしてくれました。

 

先生方からは一人一人のイメージを漢字1文字に表した色紙をプレゼント。

くす玉も見事に割ることができました!

最後に教頭先生からみんなの素敵な気持ちを褒めてもらいました。

見事この会を成功させた5年生にも会場から大きな拍手が送られました。

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3月は別れの季節です。

別れ際をどう過ごすかで、それまでの人と人との繋がりが見えてきますね。

6年生が加計小学校にとってどんなに大切な存在だったかということを改めて感じた1日でした。

そして、「ありがとう」の気持ちをこんなにも素敵な方法で表すことができた加計小学校の子どもたちは本当にすばらしいなぁとしみじみと感じたひと時でした。

(校長)

 

 

加計中学校から・・・!

3月3日(水)

今日は、加計中学校から、けやき学級の中学生が、本校のひまわり・たんぽぽ学級のと交流学習に来てくれました。

中学生も小学生もそれぞれが今日の日のために準備したことを披露し、交流を深めました。

中学生は、「毎朝の日常」というコントを披露。

二人とも本校の卒業生です。小学生の頃をよく知っている先生方も一緒にコントを見せてもらいました。

ユーモアを交えながら、楽しい作品に仕上がっていました!(拍手)

最後に、「星影のエール」を合奏!

気持ちを合わせて演奏することができました。

小学生の2人も、中学生と一緒に演奏できてうれしそうでした。

もう一つ、本日、加計中学校の1年生からこんなメッセージが学校に届きました。

もうすぐ中学生になる6年生に向けての温かいメッセージです。

部活の紹介と共に、中学生になる前の心の準備を丁寧な文字で書いてくれていました。

こんな風に、待ってくれている人がいるなんて嬉しいですね。

新しい生活への不安も少し和らいでいくことでしょう。

ありがとうございました!

(校長)