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相手を「知る」ということから【5年生】
5年生は今年の総合的な学習の時間に、「安芸太田町に住む人」に注目して問いをスタートしたようです。
安芸太田町は県内1の高齢化率ですが、子どもたちの身の回りにも多くの高齢者の方々が生活しておられます。
いつも何気なく見ているお年寄り―どんな生活を送っておられるのだろう
そんな素朴な疑問から、高齢者の方々の体の変化を体験できるものがあると知り、赤十字にお願いしてそのキットをお借りすることができました。
先日その体験をしたそうです。
目の見え方、足や手の関節の動き、重さ、耳の聞こえ方など道具は多岐にわたっています。
それを付けて校内を歩いてみたそうです。
自分たちは当たり前のように上り下りする階段も、高齢者の方の中には怖かったり、歩きにくかったりすることがわかりました。
子どもたちの気づきは・・・
手足が動きにくいと使いにくくなる。
目が見えにくくなると、色によっては文字が読みにくくなる。
音が遠くで聞こえる感じ。
腰に負担がかかってかなりきつい。
などなど。
もちろん、すべての高齢者の方々が同じ状況ではありませんが、その立場になることはできたようです。
加計小学校では今年度の探究の学びとして「大人も子どももまるごとハッピーになろう」を1つのテーマにしています。
5年生の皆さんは、今回の体験で、「相手を知る」ことを学びました。
では、その先に何を考えるのかな。
楽しみですね。